哲学マニアお断り、オトナのための哲学の学び舎です

こんにちは、西洋哲学塾 塾長の山田です。

地に足の付いた大人の皆さまが、ビジネスや人生に活かすための哲学をゼロから学ぶための場を運営しています。

「哲学」というと、なにかと「難しい」というイメージで敬遠されがちな分野です。

哲学をやっている人って、なんか理屈っぽくてめんどくさいですし。

でも「私には無縁だわ」とか思わないで下さいね。

本当はあなたの人生にとても役に立つお話で、このページでもそれをお伝えしたいと思っていますので。

というのも、私達は「てつがく」の「て」の字も触れたことがないような人のビジネスや人生に、哲学の考え方を注入し、ステージを大きく変えていただくことを使命としています。

ですので、私達と関わっていただく方はほとんどが哲学初心者の皆さまです。

そして、理屈っぽい「哲学マニア」はひとりもいないという、我が国でも希有な哲学の学び舎、それが「西洋哲学塾」です。

現在は特別講師を招き、更にバージョンアップして『Meta Business Academy(メタ・ビジネスアカデミー)』という講座を実施しています。
    
今日はこの『Meta Business Academy』において「夏の特別講座」を開催することになりましたので、ご案内の文章を書かせていただきました。
  
ご案内のページではありますが、哲学の知識も使いながら一つのセミナーのように仕立てています

読むことにかけていただいた時間とエネルギーは無駄にはいたしませんので、どうぞ最後までお読みください。

所要時間は10分程度、10分後には全く違う世界をお見せします。

いよいよ夏がやってきます。準備は出来ていますか?

梅雨が明けるといよいよ夏です。

元気いっぱいの太平洋高気圧に守られた太陽のもと、海も山も最高のシーズンを迎ええるレジャーの季節。

家族も夏休みですし、いろいろなところに出かけたい時期です。

皆さんもいろいろ夏の思い出、いっぱいありますよね。

でも、ここ2年、私達は夏を奪われてきました。

緊急事態はステイホームでお静かに。

もちろん、社会を守り、命を守るためには大切なことです。

でも、思い出をいっぱい作るはずだった「夏」をクーラーの効いた部屋で、ちいさな画面を見て過ごしたのは本当に残念なことでした。
 
なので、この夏、皆さんもいろいろと活動的な計画を練られているかもしれませんね。

「この夏」の位置づけが人生の大きな分かれ道だとしたら、あなたはどうしますか?

突然ですが、ここで一つ質問です。

この夏の位置づけが、あなたのこれからの人生を左右するとしたら、あなたはどうしますか?


「いきなり何を聞くのだ?」とビックリされたかと思いますが、この質問はある哲学の知識に基づいて投げかけているものです。

最初に申し上げたとおり、このページは「読むだけでためになる」内容を目指していますので「哲学の知識」も惜しみなく詰め込んで、解説していきます。

この問を理解するための哲学の知識、それは

人は大きな否定を乗り越えて強くなる

という考え方です。

「人」と書きましたけど、哲学の世界では、人だけではなく、世の中すべての物事がこの枠組に沿って動いていることが明らかにされています

例えば、人は大きな失恋をするから「もっと自分を磨こう」と思いますよね(あのときは辛かった…)。

そして、スポーツだと大事な試合に負けたから「このままではダメだ」と自分を見つめ直して頑張るわけですよね。

中年を迎えて腰が痛くなってきたから「ちゃんと身体を鍛えよう」と思うし、熟年離婚の危機を迎えて、はじめて旦那様はみずからのあり方を見直すわけです(これは、間に合えば良いですが…)。

企業社会でも競合にシェアを奪われることで「新たなサービスを考えよう」という危機感が出ます。

そして、社会だって、環境問題が深刻になってきたから「地球に優しい産業になろう」とみんなが努力しているですね。

だからSDGsとかが流行っている。

そうやって人も世の中も「大きな否定」に直面することで、常に変化し、新しいかたちへと進化していきます。

この2年、私達が直面した大きな「否定」とは何か?

そういう意味では、ここ2年間の出来事も私達にとって大きな「否定」でした。

もし、あなたが

  • 会社を代表する経営者であっても、
  • 個人でお仕事をされている方でも、
  • 企業にお勤めでも、
  • ビジネスをしていなくても、

この2年間の出来事にはすべての方が大きく影響を受けたはずです。

では、もう一つ質問します。

感染症の流行がもたらした「否定」の時間を、あなたはどのように過ごされたでしょうか?

この問はとても大事なポイントです

というのも、「人は大きな否定を乗り越えて強くなる」ということを体感的に理解している実力者は、この時期に確実に次への準備をしているからです。

大きく変化するであろう世の中への対応、自らのモデルチェンジ、新しい知識や考え方の習得、人脈づくり…。

本当に力のある人は、2年前の春、「何か」が始まった時点で素早く動き出し、これまでの自分を即座に否定し、この2年間にすでに多くのものを積み上げています。


「否定がきたぞっ!」と思った瞬間に、否定から目をそらしたい感情に囚われずにそれを受けとめ、その意味を理解し、次への準備を始めるのが実力者の基本的な考え方、動き方です。 

この2年を世の中の流れに圧倒されてなんとなく過ごしてしまった人が今、持つべき視点とは

もちろん、あなたがそのように動けてきたのなら、何ら問題ありません。

しかし、この2年間、あなたがなんとなく世の中の流れに圧倒され、流されるままに過ごしてしまっていたのなら、一旦立ち止まり、そのあり方を見直すべき時期に差し掛かっているのかもしれません。

そのために、ぜひ、ここからのお話をお読みいただきたいのです。

この夏…

まだまだ油断はできませんが、状況も和らぎ、いろいろな事が活発に動き出すでしょう。

これを見て「ようやくいつもの夏が帰ってきたな」と深く考えずに夏を満喫してしまうと、あなたの人生はこれまでと同じ道をたどることになります。
  
「これまでと同じ道」とは、回りの環境に影響され、流されるだけの人生。
    
平和な時代、流れが緩やかなうちは、流されていても心地よく泳げますが、この2年のように急に流れが速くなると、泳ぐ力の無い人は途端に飲み込まれ、溺れます

目の前の日常をこなすことに精一杯で、次第にわけがわからなくなってしまう。
 
全世界を巻き込んで時代が揺れていくなか、これからは日本自体が「流れに浮かぶ木の葉」のように翻弄されていきます。

その結果、「平穏な流れ」はもはや日常ではなくなり、「急な流れ」が普通の姿になるでしょう。

残念ですが、これからの時代、多くの人が流れに飲み込まれ、溺れてゆくと思います。
     
そんな時代を前に、私達がお伝えしたいこと。

それは、この2年間の長い否定を乗り越え、ようやく流れが変わりそうな「この夏」こそが、あなたが大きく変化するための最後にして最大のチャンスだということです。

もちろん「この夏すべてをストイックに過ごしてください」といっているわけではありません

是非、楽しく遊んでいっぱいの思い出を作って下さい。

でも、楽しい夏を奪われ、これまでの自分の生活が否定され続けてきた感覚がありありと残っているこの瞬間を大事にして欲しい。

この「今」こそが、否定を糧にし、ビジネスや人生を前に進める絶好の機会となるということをぜひ心に留めておいていただきたいのです。

これが、皆さまにお届けしたい私達の願いです。

とはいえ、精神論だけでは何も変わりません

ここからは「「否定」を受けとめ、変化の糧とするために身につけるべき力」についてお伝えしていきます。

「否定」を「変化の糧」にするために必要な力とは

そのためには「ある特別な力」が必要です

この「力」は思考力の一種ですが、ただの思考力ではありません

詳細は公開講座でお伝えいたしますが、私達は、その「特別な力」に基づく思考のスタイルのことを「零度の思考」と定義しました。

この「零度の思考」のスタイルを身につけることができれば、あなたは目の前に大きな否定が来ても、感情に振り回されることなく、間違わずに手を打っていけるようになります。
 
そして、この「零度の思考」のスタイルを知ることで、苦しかったこの否定の2年間もすべてが反転し、あなたが成長していくためのゆたかな糧となります。
  
そうなると、あなたの目先の悩みなど消え失せると思いませんか。

すべての「否定」が、あなたがもっとすばらしい姿に変化していくための糧となるわけですから。

もちろん、これは単なるポジティブシンキングではありません。あなたの生きる世界観を根本から変えていく頭の使い方です。

そして、トレーニングによって誰でも身につけることができる「技」でもあります。

「思考を冷やす」ための大事な一歩目について

私達は、この「零度の思考」を磨くために、日々哲学を学んでいます。
 
思考が零度に近づくほど頭はクールに、魂はホットに現実に向き合い、人生を前に進め、結果を出していけるようになります。

思考を冷やして零度に近づけていくポイントはいくつかあるのですが、ここまでお読みいただいたあなたには特別に大事な一歩目をお伝えします。

それは感情との付き合い方です。

「感情の取り扱い方」で見落とされていること

ある哲学者がこういう趣旨のことを言っています。

私達は何かを論理的に考え、語っているようで、なにひとつ論理的に考えられていない。

簡単にいうと、私達の考えていることすべてが「的外れ」だということなのですが、大事なのはその理由。

その理由は「こういう風に思いたい」「そのようにあって欲しい」といった感情が論理よりも先に立っているからです。

例えば、勝手に他人に期待して怒ったり、落ち込んだり、「こうあらねばならない」と自分を縛って苦しむ。

あなたの人生にもそういう場面いろいろありますよね。

具体的には、日常生活だと旦那様に「理想の夫」でいて欲しいからこそ、日々の些細なことに腹が立ちます。

ビジネスでも「こうありたい」という自分の理想像、想いや信念が、結果を出すための行動の幅を狭めてしまったりすることはよくあります。

「感情」と正しく付き合うために最も大事なこと

ここにあげたようなものはまだまだ序の口で、もっともっと深いところで、感情は私たちの思考にまとわり、視界を汚し、人生を迷走させていきます。

もちろん、いろいろな期待や信念、大切にしたい想いを持つことは人として素晴らしいことです。

でも、あなたがより充実した人生、あるいはビジネスでの結果を得ようと思ったときにはそれだけでは足りません。

大事なこと「想い」と「思考」は全く別の形で働かせるということ。

理由は、世の中が不安定になり、大波があなたの人生を揺らしにきたとき、感情が揺れ動いてしまうと、あなたの思考はいろんな方向にねじ曲がり、使い物にならなくなるからです。
 
皆さんこうした問題はなんとなく知っていて、世の中「感情の扱い」ついてはたくさんのコンテンツがあります。そして「思考」についてもいろいろなプログラムがあります。

でも、これらは、本当に大事なことを見落としています。

本当に大事なこと、それは….

感情と思考を高いレベルで両立させること

そのためには、それぞれを単独に学んでいてはダメで、それらを創り出すさらに源泉、もう一段上の視点で物事を観る力を持つことが必要です。 

ハートは熱く、頭はクールに零度の思考。

その視点を与えてくれる知識こそが、私達が日々触れている「哲学なのです。
 
この公開特別講座では、私達が日々行っている学習を一緒にご体験いただき「零度の思考」の感覚をぜひ手に入れていただきたいと考えています。

そして、今回は「夏」ならではの特別なテーマを用意しました。 

思考をクールに冷やすために「夏」にこそ向き合うテーマとは 

「夏」といえばどこまでも突き抜けていくような青空と入道雲、キラキラと光る海、太陽、水着、花火などなど、どこまでも明るいイメージがありますが、夏にはダークな側面も隠されています

特に私達日本人にとっては…    

例えば、ご先祖様が帰ってくるとされているお盆、8月15日の終戦記念日、それに先立つ広島、長崎の被爆、日航機の墜落事故も1985年の暑い夏の日でした。   

レジャーを見ても「肝試し」は夏にしかやらないですし、お化け屋敷も夏のもの。

テレビでやっている「あなたの知らない世界」とか「世にも奇妙な物語」も夏の特番ですよね。

どうやら、私たち日本人にとって「夏」という季節は、他のどの季節よりも「死」を身近に感じる時期のようです。

夏のもう一つの側面、それは死者に思いを馳せる「鎮魂の季節」。
 
さきほど「感情が思考に先立って動くから私達は悩みが尽きない」というお話をしました。

人は「物事を見たいように見て、見たくないものはフタをする」という自分勝手な生き物で、ここから目を背けるから人生は何一つ変わらないという構造です。

ここで、私達が見たくないものの筆頭は何でしょうか?

感情を揺らされる最大の存在、忌み嫌われるケガレでありタブー

そう、それこそが「死」です。
 
見たくないものにあえて向き合う事こそ最大の自己否定。そしてそれを正しく見るための知恵を授けてくれるのが哲学の思考です。

それを高いレベルで考えさせてくれるのが「死」というテーマです。
 
あなたの人生にとって大きな節目となるであろうこの夏、哲学の思考を用いてこのテーマに向き合い、一気にステージを上げていくための扉を開きませんか?。

「死の三段活用」でクリエイティブに生きる

そういえば昔、お盆に死者(ご先祖様)と向き合う事は、自分の「生きる」と向き合うことだと、お坊さんに教えてもらったことがあります。
    
でも、こうした情緒的な話ではなく、理性的に「死」を分析し、そこに斬り込んでいけるのが西洋哲学の真骨頂です。
  
「心のあり方」に留まらず、「死」というテーマを通じて感情と思考を切り離し、現実世界(ビジネス)で結果を出す力を養うこと、さらには、よりよく生きていくために必要な力を培ってくれるのが西洋哲学の最も強力なところ。
  
もちろん、その辺に転がっているようなありきたりな話はいたしません。

私達は天才哲学者達の「死」についての考え方を見比べ「死」には大きく三つの理解の仕方があることをまとめました。

それが「死の三段活用」

最初の「第1形態」はみなさん顕在意識で感じているところですので、先にお伝えしておきましょう。

死は絶望である。

わたしたち生あるものにとっては「死」はすべてをゼロに還す絶望の瞬間です。

これまで積み重ねてきたどんな努力も、どれだけ成長していたとしても、どれだけ財を築いたとしても、死は一瞬にしてそれらをリセットしてしまいます。

だから、私達は死にたくないし、死から目を背けたい。これが普通の捉え方。
   
でも「死」の理解はまだまだその先があります。
 

第1形態:死は絶望である。

第2形態:死は○○である。

第3形態:死は▲▲である。

「第2形態」はまだ想像がつく方がいらっしゃるかもしれませんが、「第3形態」は人間のダークサイド、闇の深淵に鋭くえぐっていきますので、おそらく想像がつく人はいないでしょう。

でも「第3形態」まで知ると、世の中で起きていることが深く理解出来るようになります

このお話は特別公開講座の基調講演でお伝えいたします。

あなたに本当に手に入れていただきたいもの

自分で言うのもなんですが、こうした分析を聴くことはとても刺激的で、それだけでも参加の価値を感じていただける内容だと思っています。

でも、本当に得ていただきたいことは「知識そのもの」ではありません
 
わざわざ見たくもない「死」について考えて、あなたに得ていただきたいもの。

それは、高い視点で考えるための思考のパターンです。
   
それこそが「零度の思考」

そして、それは「否定」を「変化の糧」に変えていく力

セミナー当日は「死の三段活用」のお話を皮切りに、さまざまな角度から思考をクールに研ぎ澄ませていくためのワークを進めていきます。

他では例の無い独自のワークにより、若干の負荷はかかりますが、楽しく賑やかに、リラックスした雰囲気の中で知恵を振り絞ることで、あなたの可能性は大きく開発されます

アスリートだって練習方法一つで大きく変わりますよね。

一夏を超えると見違えるように変化 します。

これまでのあなたは、その方法を知らなかっただけ。

是非その方法を体験していただきたいのです。

これが、今回「特別公開講座」を開催する趣旨です。

会場でお目にかかれることを楽しみにしています。

実際、過去、西洋哲学塾に参加された多くの方が、特製のワークを重ねることで視点を上げて「零度の思考」に近づいてこられました。

その結果、ビジネスや人生において大きな変化を遂げられています。
  
その「次のひとり」にあなたがなっていただけるよう、心から願う次第です。

最初にお伝えしましたように「哲学オタク」のいない誰でもウェルカムな場ですので、哲学の「て」の字にも触れたことのないようなあなたにこそ参加していただきたいと考えております。

会場でお会い出来ることを楽しみにしています。

イベント詳細

<開催概要>

Meta Business Academy − 夏の公開特別講座 − 【真夏の絶対零度】

Meta Business Academy 夏の特別講座は東京渋谷を舞台に集合型で実施いたします。終了後に懇親会も行い、講師や参加者同士での交流の機会も設ける予定です。

是非、ご予定を繰り合わせてご参加下さい。

1.日 時:2022年7月31日(日)13:00-18:00
2.場 所:東京都内(TKPガーデンシティ渋谷)
3.参加費用:15,000円(税込)
4.お申込締切:2022年7月8日(金)
5.備 考:終了後、懇親会を実施します(別途費用を申し受けます)

<講師>

「公開特別講座」では、冒頭、塾長からの基調講演の後、様々な視点から用意された「特製ワーク」を実施してまいります。

ワークは、教育界でも注目されている学習手法である「アクティブラーニング」方式で展開されます。塾長以下、参加講師陣の皆さまのご回答に対する即興でのフィードバックと視点の提供も大きな醍醐味となります。

ライブ感満載の学習の場となりますので、どうぞご期待下さい。

1.基調講演:西洋哲学塾 塾長 山田 亨
2.特製ワーク:塾長以下、西洋哲学塾 講師陣

<特別ゲスト>

また、豪華なスペシャルゲストにもご参加いただきます。ゲストは『Meta Business Academy』に特別講師としてご参加いただいている方々。

それぞれが各界で大きな結果を残されているレジェンドであり、公にはその話は滅多に聞けない皆さまです。

懇親会までご参加いたしますので、是非、交流していただければと思っています。

山本雄一郎 氏(東京官学支援機構 本部長)
■ 相馬 一進 氏 (起業支援コンサルタント・教育事業家)
■ 可惜夜(フィロソフィカル・アートユニット)

お申し込みはこちらから

お申し込みは、イベント管理プラットフォームである『Peatix』を経由して受け付けております。

多様な決済手段が可能な決済サイトとなっておりますので、以下のリンクより『Peatix』の専用ページに遷移し、必要事項をご記入の上お申し込み下さい。

会場等は『Peatix』の専用ページに記載しております。

皆さまのご参加を心よりお待ちしております。