存在A
「補論」を3本ほどアウトプットします。
目次
【補論1:理解】
AIがいくらコミュニケーションを取れているように見えても、AIは物事の意味を理解しているわけではない。
AIに関する議論が行われる前から「何かを理解する」ことは、人間にとって重要な能力の一つだった。
しかし理解することに対して、わざわざ「傾聴力」という言葉を作らなければならないほど、人は他者との理解し合えなさを抱えて生きている。
では、相手をどれだけ傾聴すれば理解することができるようになるのか?
【補論2:知の情報化】
人は何かを理解するために多くの力を費やしてきた。
そして、人は科学を生み出した。
人は科学の力を使って多くのことを証明しようとしてきた。
そして、いつしか人は実績が証明されていなければ、何かを信じることができなくなっていった。
人は科学の力を使って多くの情報を発信し続けてきた。
そして、いつしか人は多くの情報を生み出して、今日も何か信じたいものを探している。
【補論3:理解とは違うこと】
人が何かを信じたいということと、理解できることは違う。ただ信じたいという欲望があるだけである。
AIが何かを情報処理することと、理解できることは違う。ただ演算したという事実があるだけである。
人が何かを傾聴することと、理解できることは違う。ただ傾聴したという言い訳があるだけである。
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